奥球磨ゆのまえの ”ほっけでら”
金光山榮立寺は元々、天正元年(1573)に駿河国沼久保(静岡県富士宮市)に善住院日受上人によって創立されました。 明治33年、第二十九世竹内真正上人や球磨郡湯前町で法華経の信仰をしていた信徒の運動によって現在地に寺号移転し再建されました。 大正元年に第三十一世村井信行上人が堂宇・庫裏・山門などを増改築し、143段の石段を完成させました。その後、寺観を整備し、現在に至っています。 高台にある境内からは町が一望でき、景勝の場所です。 当時から、地元の方には ”ほっけでら” で親しまれています。
(第29世:真正院日道上人)
名称:金光山榮立寺(きんこうざんえいりゅうじ)
宗派名:日蓮宗
創立:1573年(天正元年)
移転:1900年(明治33年)
開山:善住院日受上人
第29世:真正院日道上人
第31世:教王院日承上人
第32世:教妙院日宣上人
第33世:村井信隆上人
現住職: 村井信照
住所:熊本県球磨郡湯前町3123−1
電話:0966-43-3821